こんにちは、よっしゃんです。
最近話題の「ChatGPT」。
よっしゃんは、こういう話題もわりと好きです。
ChatGPTはいわゆる「対話型の人工知能」のことで、インターネット上に存在する大量のデータを学習して、人間のように会話できます。
使ってみると、思った以上に自然な言葉で質問に答えてくれます。
例えば、「ChatGPTってなんなの？」と質問してみた結果は、こんな感じになります。
ChatGPTは、人間とコミュニケーションを取るための人工知能です。大量のテキストデータを学習して、人間のように会話することができるようになりました。
例えば、質問をすると適切な回答を生成したり、会話を進めたりすることができます。幅広いトピックについて知識を持っているため、さまざまな質問に答えることができます。
ChatGPTは、情報提供や教育、技術サポートなど、さまざまな分野で活用されています。ただし、注意が必要な点として、ChatGPTは機械学習モデルであり、人間のような感情や倫理的な判断を持っていないことを覚えておいてください。
ChatGPTで生成した回答
かなり自然な日本語ですよね？
もちろん日本語だけでなく、英語で文章を生成することもできます。
というより、ChatGPTでは英語がメインで使われていますので、英語でのやりとりは得意です。
ChatGPTでこれだけ自然な文章を生成できるなら、「英語学習に活かせないかなぁ」と思い、色々トライしてみました。
その結果、よっしゃん的には「物事を英語で説明する練習にかなり役立つ」と感じました。
先に具体的なChatGPTの活用方法が知りたい方は、「ChatGPTの説明でスピーキング力を強化する」へどうぞ。
今回の記事では、このChatGPTの使い方、英語学習への適応方法、使用上の注意点について、ご紹介していきたいと思います。
「ChatGPT」の使い方
ChatGPTへのログイン
ChatGPTの使い方は、けっこう簡単です。
まずOpen AI社のサイトにアクセスします。
英語のサイトですが、気にせずいきましょう。
「Try ChatGPT」をクリックします。
「Log in」をクリックします。
もしGoogleアカウントやChatGPTアカウントを持っていない人は「Sign up」から登録しましょう。
認証が終わったら、これで準備完了！
あっという間でしたね。
ChatGPTに質問する
下の方にある「Send a message」というところにメッセージを打ち込むと、ChatGPTとの会話が始まります。
サイトは英語表記ですが、安心してください。
ChatGPTは日本語で質問すれば、日本語で答えが返ってきます。
また、基本的なChatGPTの利用は無料です。
ChatGPTと会話する
ChatGPTは対話式AIなので、会話するようにやり取りを続けていくことができます。
例えば、このような感じでやりとりしていくことができます。
ついでに、「英語のスピーキング力を向上させる方法」について質問してみましょう。
回答が長い…
短くまとめてもらいましょう。
最後によっしゃんのことを応援してくれました（笑）
大まかな使い方のイメージはついたでしょうか？
ChatGPTは対話型AIなので、一度質問した回答を深掘りしていったり、まとめてもらったりすることもできます。
「ChatGPT」を英語学習で活用しよう！
さっそくChatGPTを英語学習に活用していきましょう。
１．英単語の意味と用例を調べる
まず「get」という単語の意味を調べてみましょう。
「get」は多くの意味を持つ動詞であり、文脈によって異なる解釈がされることがあります。以下にいくつかの一般的な意味を示します:
１．取得する：何かを手に入れる、受け取る、獲得することを指します。「I got a new book yesterday.」（昨日、新しい本を手に入れた。）
２．状態や状況になる：ある状態や状況になることを表します。「She got angry when she heard the news.」（彼女はそのニュースを聞いて怒った。）
・・・
「get」の持ついくつかの意味とちょっとした例文が生成されました。
辞書に比べると網羅性には欠けますが、悪くない答えが返ってきました。
２．英語フレーズの意味と用例を調べる
次に「get」を使ったフレーズ、「I got it」の意味を聞いてみましょう。
「I got it」というフレーズは、複数の意味がありますが、一般的な使い方は以下の通りです：
１．理解したことを表す：「I got it」と言うときは、相手の説明や指示を理解したことを表現する場合があります。「I explained the task to him, and he said ‘I got it’」（私が彼にタスクを説明したら、「分かりました」と言いました）。
２．手に入れたことを表す：一般的には、「I got it」と言うことで、何かを手に入れたことや取得したことを表現する場合もあります。「I finally got the job I applied for」（応募した仕事をやっと手に入れました）。
これらは一般的な使い方ですが、具体的な文脈によって異なる意味を持つ場合もあります。
ChatGPTで生成した例文
「I got it」はフランクな会話で使われる表現で、「わかった」という意味でよく使われます。
ChatGPTはきちんと上記の使い方も説明してくれています。
辞書だと、こういったフレーズは調べにくいので、ChatGPTの方が有利な気がします。
「I got it」で例文を作ってもらいましょう。
１．
A: We’ll be having a team meeting tomorrow at 9 am.
B: I got it. I’ll make sure to be there on time and come prepared.２．
A: Could you pass me the blue pen, please?
B: Here you go. Got it?３．
A: The instructions for assembling the furniture seem a bit confusing.
B: Don’t worry, I’ll help you. Let’s take it step by step, and I’ll guide you through it. You got it?・・・
これらの例では、「I got it」は相手の指示や情報を理解したことを表します。会話の中で、「I got it」と言うことで、相手のメッセージを確認し、理解したことを示すことができます。
ChatGPTで生成した例文
色々と例文を生成してくれました。
しかも「Got it?」や「You got it?」など、類似表現も使われていて、参考になります。
この使い方はわりと有用だと思います。
３．ChatGPTの例文で英語の語彙を増やす
英単語を効率よく覚えるためには、短期間で同じ単語に何度か出会うことが重要です。
特に、異なる文章の中で出会えれば、脳が刺激を受けやすく、記憶にも残りやすいのです。
でも、なかなか都合よくいま覚えたい単語を使った文章を探すのって大変なんですよね。
探すのが大変であれば、ChatGPTで例文を作ってもらいましょう。
「get」「certain」「provide」という３つの単語を使った例文をChatGPTに作ってもらいましょう。
” He was able to provide his opinion and get a certain level of confidence.”
「彼は自分の意見を提供して、確かな自信を得ることができた。」
ChatGPTで生成した例文
結構いい感じですね。
この方法を使って、次のように単語を勉強するのもいいと思います。
- ChatGPTで例文を作り、その例文を覚える
- ChatGPTで長めの例文を作り、文脈の中で単語を覚える
４．ChatGPTの説明で英語のスピーキング力を強化する
英語でなにかを説明したいのに、うまく表現できないことってありませんか？
- 観光地までの行き方
- 日本の特有の文化
- オススメのレストランの特徴
などなど、日本語では説明できるのに、英語で説明するとなると難しく感じることって結構あります。
こういった内容をChatGPTに説明してもらいます。
ChatGPTは、文章自体を作るのは上手ですが、ChatGPTが生成した文章の内容は間違っていることがあるので、注意が必要です。
そのため、できるだけ自分の知っている内容を説明させるようにします。
よっしゃんがよく利用する「コメダ珈琲」について、ChatGPTに説明してもらいます。
まずは日本語で。
１．カフェの雰囲気: コメダ珈琲は、くつろげる雰囲気が魅力です。木の温もりを感じる内装や落ち着いた照明が特徴で、友人や家族とゆったりと過ごせる空間です。
２．シロノワール: コメダ珈琲の代表的なメニューである…
ChatGPTで生成した例文
かなりきちんとした日本語で答えが返ってきます。
では、英語で説明してもらいましょう。
Cozy Atmosphere: Komeda Coffee creates a warm and inviting ambiance in their cafes. The comfortable seating, soft lighting, and rustic decor contribute to a cozy atmosphere where customers can relax and enjoy their coffee.
Signature Dish: One of Komeda Coffee’s standout features is their famous “Shiro-noir” toast. …
ChatGPTで生成した例文
悪くないと思います。
でもちょっと固い感じの文章なので、フランクな感じにしてもらいましょう。
Cozy Hangout: Komeda Coffee is all about providing a cozy place to hang out. The cafes have a relaxed atmosphere, perfect for lounging around and spending hours with friends or alone with a book.
Whipped Cream Obsession: They are seriously obsessed with whipped cream. Their “Shiro-noir” toast is …
ChatGPTで生成した例文
フランクな表現が増えました。
次に、この文章を使って「コメダ珈琲」を英語で説明する練習をしてみます。
- 例文を音読する
- 気になった表現を覚える
- 説明の流れや文の構造を覚える
- 例文を見ずに説明する
こんな感じの手順で、色々な物事の説明をする方法をChatGPTの文章から学んでいくことができます。
「ChatGPT」の注意点
ChatGPTを英語学習に取り入れる上での注意点があります。
それは「ChatGPTによって作られた文章の正しさ」です。
「４．ChatGPTの説明でスピーキング力を強化する」でも触れましたが、ChatGPTの作る文章の内容が正しいかどうかは保証されていません。
そのため、正しい内容の文章かどうかは自分の知識で判断する必要があるので、鵜呑みにしてはいけません。
ですが、「ChatGPTのつくる日本語文」を見てもわかるように、とても自然な文章を作ることは得意です。
そのため、ChatGPTの得意な「自然な文章を作る」という特徴を活かして、「自分で正しいかどうか判断できる内容」を説明させて、その文章を英語学習に用いるのがベターだと思います。
まとめ
今回の記事では、「今話題のChatGPTを英語学習に取り入れる方法」について、ご紹介しました。
人工知能ゆえの「情報の不確かさ」という不安はあるものの、非常にスムーズな文章を生成してくれます。
そのため、ChatGPTによって生成された文章を使って「物事を説明するための練習」をすることで、英語のスピーキング力を強化していく使い方はアリだと思います。
まだまだ色々な使い方があると思いますので、みなさんも試してみてください。
