英会話

【やさしく解説】英語の勉強が続かないあなたへ。がんばらない英語の勉強方法【5ステップ】

こんにちは、よっしゃんです。

英語の勉強って、続けていくのはけっこう大変ですよね。

「毎日単語10個覚える」とか、「TOIECの勉強を一日30分はやる」と決めても、途中で挫折しがちです。

特におとなになったあとだと、仕事との両立も大変ですし、飲み会や旅行なんかの誘惑がたくさんあります。

よっしゃんも数え切れないくらい英語の勉強が続かずに挫折してきたので、よくわかります

はじめは気合いをいれて計画をたてるのですが、

「今日は疲れたし、また明日やればいいか」
「今日は遊びにいくのでまた別の日にやろう」

といって、どんどん勉強をしなくなるのです。

まさに三日坊主。

そんなよっしゃんですが、英語との付き合い方を見直すことで、英語を勉強することが好きになり、今では毎日英語と触れ合う生活を送っています

今回は、よっしゃんの経験を踏まえて、できるだけがんばらずに英語と付き合いながら、英語の勉強を続けていく方法について、ご紹介したいと思います。

英語の勉強が続かないことってよくあるの?

英語の勉強を続けていくことって、思っている以上に大変なことだと思います。

なかなか勉強に割く時間を取れなかったり、自分の学習方法に不安を覚えて途中で勉強をやめてしまったり。

人それぞれ、いろんな理由があるのではないでしょうか。

ビズメイツが実施した【英語学習の挫折に関する実態調査】によると、おとなになって英語の勉強に取り組んだうちの、実に87.4%もの人が挫折を経験したと答えています。

つまり、英語の勉強が続かないことはよくあることで、決してあなたに英語の才能がないから続かないわけではないのです。

またその際、「英語を勉強する上での課題として感じたこと」の回答が興味深かったので、以下にまとめました。

1.学習を継続すること(60.4%)
2.自身の英語能力に対して、最適な勉強方法がわからないこと(48.6%)
3.学習時間の捻出(45.0%)

ビズメイツ【英語学習の挫折に関する実態調査】(複数回答)

この調査から、英語の勉強が続かなかった人の多くが「学習を継続すること」自体を諦めてしまっていることがわかります。

頭では「勉強しなきゃ」と思っていても、なかなか実際に勉強に取り掛かるのは難しいですよね。

よっしゃんもこの思いは何度も感じていて、「英語の勉強をやらなきゃいけないんだけど…」と思いながらも、つい後回しにしがちでした。

自分の好きなことならいくらだってできるのに、なぜ英語の勉強は同じ熱量で頑張れないでしょうか。

「英語は勉強するもの」という意識から抜け出す

そこでよっしゃんは考えました。

これまで「英語は勉強するもの」という意識を持って接してきました。しかし、この意識こそが英語の勉強を続かなくさせている原因ではないかと

そして、以下のような解決策を考えました。

英語を日常生活に溶け込ませる

英語を日常生活に溶け込ませることで、自ずと英語との距離が近くなります。

そうすればきっと、「英語を勉強すること」に対して義務的な気持ちがなくなり、自然と英語に接することができるのではないでしょうか。

そして、自然と英語に接することで、「もっとこういう風に伝えたい」とか「もっと自然と理解できるようになりたい」というモチベーションが湧いてきます。

なんだか、無理せず英語の勉強を続けていけそうな気がしてきませんか?

では、これから「英語の勉強」という言葉を重く捉えない、「がんばらない英語の勉強方法」についてみていきましょう。

5ステップで学ぶ「がんばらない英語の勉強法」

「がんばらない英語の勉強方法」を5つのステップに分解して、説明していきたいと思います。

【ステップ1】動画で英語を日常生活に溶け込ませる

さっそくですが、英語を無理なく日常に取り入れる方法についてです。

自分の好きなジャンルの動画を、英語でみるようにする

少し具体的に説明しますね。

みなさんは、おうち時間にYoutubeや他の動画配信サイトで動画を見たりしますよね?きっと好きな動画のジャンルがあるのではないでしょうか。

スポーツ・歌もの・バラエティ・ゲーム・vlogなどなど…。

そういったジャンルの多くの動画は、英語圏でも同様のジャンルの動画が存在します。

自分の好きなジャンルの動画で、英語で配信されているものを探して、日常的にみるようにします

自分の好きなジャンルの動画なので、それほど気負わず日常的に英語に触れられると思います。

よっしゃんの場合は、旅系vlogの動画にハマっていた時期があり、特に日本各地を旅する英語ネイティブのYoutuberの動画が好きでよくみていました。

意味がイマイチつかめなくても、風景を見ているのが楽しくて見続けることができました。

動画選びの際には、注意点が2つあります。

  1. 本当に自分が好きなジャンルの動画を選ぶこと
  2. 音声の意味がわからなくても楽しめる動画にすること

まず1つ目の注意点についてですが、本当に好きなジャンルの動画でなくては、日常的に見続ける事ができません。

もっと言えば、定期的に配信されていて、動画のおすすめに表示されるとついついクリックしてしまうそんな動画が理想的です。

2つ目の注意点ですが、この段階では英語の音声を理解できなくても問題ありません。

英語と触れ合う時間を伸ばすことが目的ですので、目で見て楽しめる動画を選びましょう。

この際、トーク中心の動画を選んでしまうと、英語でのトーク内容が理解できなくて辛いので、少なくとも日本語字幕があるものにしましょう。

【ステップ2】興味ある動画を絞り込む

好きなジャンルの動画を日々みていると、なんとなく英語のイントネーションやリズムに慣れてきます。

次のステップでは、少し積極的にいきます。

お気に入りの動画をピックアップする

【ステップ1】では、興味のあるジャンルの中で幅広く動画をみる段階でしたが、【ステップ2】では自分のお気に入りの動画を具体的にピックアップします。

お気に入りの動画は直感的に選んでもいいですし、動画のスピードや役者・配信者のしゃべり方で選ぶのもよいでしょう。

どうでしょう?みなさん、見つかりましたか?

ちなみによっしゃんは、上で説明した旅系vlogを配信している英語ネイティブYoutuberの動画で、自分の知っている観光地を訪問した動画をピックアップしました。

オススメのジャンルはvlogや商品紹介系の動画です。日常的な表現が多く出てくるので、日常会話で使う英語のレベル感が何となくわかる点がよいです。

また配信者たちの中で、この人いいなぁと思う人がいれば、自分の英語学習の目標としてみても良いでしょう。

【ステップ3】自分が興味あるフレーズを集める

【ステップ2】で、お気に入りの動画をピックアップすることができたと思います。

それでは、次はもっと具体的に考えていきます。

ピックアップした動画からお気に入りのフレーズを探す

「この言い方、かわいい」
「渋い表現だな」

といったように、「ちょっといいな」と思うフレーズを探しましょう

もし言葉の意味がわからなくても、

「この部分のイントネーションが好き」
「舌を巻いている感じが好き」

のように、音からフレーズを選ぶのもアリです

よっしゃんの場合は、お気に入りの旅系Youtuberがおすすめの移動手段を紹介するときに

I would highly highly recommend …

と言っていたのが、すごく耳に残っています。

「recommendってhighlyで強調できるんだ」と思ったのと、配信者のイントネーションが特徴的で、この一文を気に入りました。

みなさんも、動画のお気に入りフレーズをどんどん見つけて、ストックしていきましょう

ストックの方法に関して、みなさんがやりやすい方法で問題ありません。ノートを作ってもいいですし、動画をブックマークしておくだけでもいいです。

とにかく、あとでもう一度お気に入りのフレーズを振り返れるようにしておきましょう。

【ステップ4】お気に入りのフレーズを練習する

ここからはエクササイズに入りますが、やることはシンプルです。

ピックアップしたフレーズを、口に出して練習する

お気に入りのフレーズを真似して、何度も口に出して言ってみましょうそして、できるだけ配信者や役者になりきって、真似をしてみましょう。

たったこれだけです。シンプルですが、効果は絶大です。

自分の印象に残ったフレーズというのは、非常に記憶に残りやすく、数回練習すれば覚えられる場合も多くあります。

また動画の映像やBGMとあわせて記憶に残るので、フレーズの意味も「場面」として覚えることができて、応用も効きやすいです。

よっしゃんのお気に入りフレーズのように、比較的簡単な単語で成り立っている文章でも、単語帳を使うよりも、数段効率的に身につけることができます

騙されたと思ってトライしてみましょう!

【ステップ5】覚えたフレーズをアウトプットする

最後のステップです。

【ステップ4】で覚えたフレーズをアウトプットする

【ステップ4】で覚えたフレーズを実際に使ってみましょう。

アウトプットの方法は、皆さんの環境に合わせて、やりやすい方法を選んでくださいね。

友人や家族に向かって覚えたフレーズを使ってみてもいいですし、英会話のレッスンで使ってみてもいいと思います。

誰かに向かってアウトプットするのが難しい人は、紙に書き出してみてもいいでしょう。

何度か使っているうちに、口や手に馴染んできて、自分の言葉になっていきますよ

こうやって、少しずつ英語を使う機会を増やしていき、英語を学ぶことを習慣化していきましょう。

ここまでの内容を読んで、「もっと網羅的に勉強しないとダメなんじゃないの?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。

「網羅的に勉強すること」は重要なことですが、最初から完璧を目指す必要はないのです。

特に英会話に関しては、10〜20個ぐらいのフレーズとジェスチャーがあれば、なんとかなってしまいます。

そこに、自分の好きなジャンルに関するフレーズや単語を覚えていけば、自分の趣味の話ができるようになります。

これだけ話せれば、相手と十分コミュニケーションできると言っていいレベルです。

英会話が少しできるようになると、「もう少しきちんとした文で話したい」とか「もっとスムーズに話したい」といった願望が出てくると思います。

このタイミングで、もう少し網羅的に文法を勉強してみたり、単語をたくさん覚えてみたりすればいいのです。

「少し覚えては、少しずつアウトプットとする」

あまり気負いすぎず、気長に英語に慣らしていくこと。これが継続の秘訣です。

まとめ

どうだったでしょうか。参考になりましたでしょうか。

5つのステップをクリアできたなら、英語の勉強が続かなかったあなたはもういないでしょう。

英語が日常生活に溶け込んでしまえば、あとは興味の幅を広げていくことで、自ずとあなたの英語能力は上がっていきます。

英語の勉強が続かないことは珍しいことではなく、英語の才能の有無ではありません。

自分の好きなものと結びつけて、できるだけ日常生活に英語を溶け込ませることで、無理なく英語を身につけていくことが重要です

皆さんもぜひ、気負いすぎずに、少しずつ英語に体を慣らしていって、英語がある生活を作っていってくださいね。